2015年1月13日火曜日

サマにならない読書家が新年に誓う

ボクはだいたい週に2冊ペース、年に100冊ほど本を読む。ジャンルはいろいろ、小説、ノンフィクション、ビジネス本、教養本などまったく雑食。15年くらいこのペースを続けているので、もう博学と言われても良いくらいに頭の中にいろいろ入っていてもいいのではないかと思うのだが、実のところ、読んだ本の内容をあまり覚えていない。読んだ端からどんどん忘れていってしまう。まあ、表面的には忘れていても、頭の奥底には何らか残っていて、少しずつお利口になっているのではないかと楽観的ではあったのだけど(苦笑)…

昨年の暮れにいつものように本屋に立寄り手にとった新書をぱらぱら目を通したら、おっと、いたいた、同じような人が〜!この本の著者も、読んだ本の内容を覚えていないという悩みがあり、それを克服するためにこうやってみよう、というノウハウをまとめている。

読書したことを何らかのアウトプットに繋げようという意思が前提になるかもしれないけれど、簡単に言えば、読んだ本を要約しクラウド上にメモとして残す。テーマ毎にファイルをつくり、読んだ本のポイントを書き足していくことで、自分なりに統合した「知」を更新。時間のあるときに随時見直す、ということ。使用するクラウドサービスはこのGoogleの「ドライブ」という機能が一番使い勝手が良いそう。本の選び方、要約の仕方などにも具体的なアドバイスがある。

まあ、本を読んで時間を過ごすことで十分、必ずしも内容を覚えている必要はないっていう人には無用だし、いずれにしても、実行するとなるとそれなりに手間がかかるので、続くかどうかって話だ。

自分としては、これからは少し真剣に「知」を貯めていきたいと思っているので、何はともあれ始めてみた。もちろん一冊目の要約はこの本で、すでに5冊くらい。さて、ものになるかどうか〜。

<おすすめ書籍>
「サマる技術」船登惟希

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