2015年3月24日火曜日

かたちに宿るもの


新宿御苑駅近くの素敵な居酒屋「こころむすび」でガージェリー・エステラ。

やわらかくフルーティーなこのエールは和食によく合う。そして、このガージェリーのオリジナルグラスは、古代ヨーロッパの角杯やルーン文字をモチーフにしたデザインではあるが、なぜか和の席によく馴染む。

それは、このグラスが手作り、ということもあるんじゃないかと思う。同じデザインでも、機械できっちりぴったり同じ形に作る大量生産ラインに乗せると、きっと何かを失う気がする。

人の感性っていうのは、凄いと思う。

ほんのわずかな違いに、こころが宿っていることを感じとる。

2015年3月16日月曜日

最後にはここに行きつき、そして始まる

3月14日、高校の同級生と33年来組んでいるバンドの3年ぶりのライブ。演奏の出来はそこそことしても、来場いただいたお客様の温かい眼差しに囲まれ、自分たちのオリジナルを13曲歌い切り大満足。


メンバーのうち一人は大阪在住、一人は名古屋だから、全員が集まるのは容易でなかったが、昔からやっている曲だから4回の練習でなんとか形をつけられたというところ。それよりバンドの音楽的な支柱であるリードギターが前日に39度の熱を出し、当日は立っているのがやっとという状態。それでもさすが、本番ではしっかりとした演奏を披露してくれた。


実はこのライブ、高校の同窓会とのセット開催。
ボクがライブを企画しつつ同窓会の幹事役も務めたのは、転職準備の休暇中で時間を取りやすいだろうってことでご指名を受けたという経緯。

ライブに来てくれた人も含め、合計28名が馴染みの居酒屋へ集結。30年ぶりに会う友人もいただろう、大盛り上がり。


48歳の男どもは勢いづき、二次会で20名、そして3次会にも10名が残った。

そろそろ終電が気になってくる時間にゆっくり話すと言えば、あのバーになる。奥の個室に10名がぎっしり入り、まさかのガージェリー・スタウト10杯。


ここのガージェリー用グラスは脚付きのリュトン(角杯)が基本なのだが、なぜかボクだけはこれ。


わかってくれているのだな。ふふ。


さて、転職前の大きなイベント、2月の東京マラソン、3月のバンドライブが無事終了。
昨年10月からの充電期間もあと半月。

いよいよ体も頭も4月に向けていこうじゃないか。

2015年3月9日月曜日

実家には売るほどワインがある

ボクのプロフィールを見て、生まれは原宿の酒屋って、どこだろう?って、原宿の繁華街を思い巡らし、あそこかな〜?なんて思っている方もいらっしゃる方もいるかもしれないけれど、原宿と言っても千駄ヶ谷寄りのところで、昔ながらの商店が廃業し洒落たレストランやブティックが増えてきた神宮前二丁目の商店街にある。

以前はやはり昔ながらの酒屋で、お酒と食品、日用雑貨を扱っていたが、時代の変化と、後を継いだ兄の趣向から、今はワイン専門店となっている。元の店舗部分は大手のコンビニエンスストアに貸して、その裏の倉庫だった部分を自店舗にした。店舗と言ってもほぼ倉庫、ワインの巣窟のようなところだけれど。



ワインに詳しい人も詳しくない人も唸るような品揃え。


ボクはそうかなぁと思うのだが、誰もがボクと似ていると言う兄が、ワインについて語りたくて手をこまねいて待っている。


よかったら寄ってみてください。