2015年5月6日水曜日

大切なことを思い出す

ビアスタイル21社に復帰してからほぼ1ケ月が経過。訳あって直近まで転職先のことをあまり大っぴらには言っていなかったので、4月に入ってからfacebookなどでボクの新しい職場を知ったという人は少なくなかった。

学生時代の友人も例外ではないが、面白いのは、あまり驚かない。というのも、2002年から2007年の間にボクがいかにガージェリーに対して入れ込んでいたかを知っている人が多いから。

これに対して前職の会社の人は比較的驚く人が多かったと思う。というのも、ひとつは、なぜ大企業からわざわざそんな小さな会社へということもあるだろうが、それ以上に、ガージェリーをもはや過去のこととして忘れつつあった人が多いからだろうと感じた。僕自身も資本関係のなくなったガージェリーに対する愛情を、前職の社内で大ぴらに語ることは憚られたということもある。


そんな中、先日、大学時代の友人たちと飲みに行く機会があった。1軒目の居酒屋を出た後、当然話し足りず次はどこへするかということになり、じゃあ、ガージェリーの飲めるところへ行こうと、誰からとなくボクの背中を押してくれる。じゃあ、こっち行こうかと、自分も実は待ってましたとばかり、グループを誘導。客引きのお兄さん方には目もくれずあるバーへ進んでいく。

いつものことだが、そのバーの奥の個室が貸し切り状態となり、みんなくつろぐ。何を飲もうかという時、誰からとなく、「じゃ、俺ガージェリー」、そして「俺も」、「私も」と続き、結局というか、当然と言う方が適当な雰囲気で、全員がガージェリーを注文。

「うまいじゃないか」「これは富裕層に受けるな〜」などと好き勝手に言われながらも、自分としてもまんざらではない。そして、12年前にガージェリーを立ち上げた時も、多くの友人がこうしてコンセプトショップや取扱店に足を運んでくれたことを思い出した。

本当にありがたいと思う。

生かされていると思う。

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