2015年5月14日木曜日

ブルーなストーリーを聞かせてくれ

嗜好品がマス商品に席巻されるようになると、次は造り手の原点に立ち返るような動きが起こる。これは多くの業界で繰り返し起こっていることなのだろうけれど、大抵は同じ状態に戻るのではなく、その時代を反映したものに更新される。クラフトビールもそうだが、コーヒー業界も多くの雑誌で特集が組まれるなど、大きく動いているように見える。

目黒のSWITCH COFFEE TOKYOは、僕がメルボルンにいた時に知り合った大学OB仲間の大西さんが立ち上げたコーヒーショップ。世界の生産者から直接買い付けた高品質なコーヒー豆をそこでローストし挽いて販売。そんなお店が住宅地の真ん中にある。

ややもすれば清澄白河のあのお店の流れだなんて思ってしまうかもしれないが、大西さんは、若くしてバリスタの最先端を走りラテアートのチャンピオンにもなった後、コーヒー先進国オーストラリアに渡りカフェの現場で勉強して、日本に戻って自分の想いを形にした。

〝サードウェイブ〟などと簡単に一括りにして理解してはいけないと思う。

彼のストーリーとともに、果汁のように爽やかなコーヒーを味わいたい。
>> http://www.switchcoffeetokyo.com/


そういえば、ビールの醸造もBREWだが、コーヒーや紅茶をいれるのもBREW。

BREWな人生は楽しいな。

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